2008/03/04

朝食を食べる若者、抜く若者よりも肥満度が低い=米研究【ロイター 3/4】

 [ワシントン 3日 ロイター] 朝食をきちんと食べる十代の若者は、朝食を抜く若者よりも体重が軽く、よく体を動かし、健康的な食生活を送っているとの調査結果が明らかになった。米国の研究者が3日発表した。

 調査はミネソタ州に住む2216人の若者を対象に、14歳程度から5年間にわたって体重や食生活、その他の生活様式を追跡。それによると、普段朝食を食べる若者ほど肥満度を測る指数であるBMIが低いことや、常に朝食を抜く人は毎日食べる人に比べて体重が平均2.3キロ多いことも分かった。

 調査担当者は「朝食をこまめに食べる子どもほど活動的で、全般的に食生活も良い。つまり脂肪やコレステロールの摂取は少なく、食物繊維の摂取が多くなる」と説明した。

 研究者によると、米国で普段朝食を食べない子どもは推定25%。同国では若者の肥満増加が問題となっている。

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2007/10/15

低脂肪食、卵巣がん抑制に有効か 40%低下 米調査【朝日新聞 10/15】

2007年10月15日07時18分

 米フレッド・ハチソンがん研究所はこのほど、脂肪摂取を減らし、野菜や果物を増やした食事を継続すれば、卵巣がん発生リスクを大幅に抑えられる可能性が高いとの調査結果を米国立がん研究所の機関誌(電子版)に発表した。

 調査は約5万人の中高年女性が対象。このうち約2万人に対し、食事の脂肪比率をカロリーベースで従来の平均35%から半減するよう指導した上で、その後の卵巣がん発生率を調べた。

 指導を受けたグループは食事の脂肪比率を平均24%に削減。4〜8年後の卵巣がん発生率は、従来通りの食事を続けたグループより40%も低下した。一方、乳がんについて以前実施した同様の調査では、低脂肪食を続けても発生率は9%減にとどまった。(時事)

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2007/10/03

ミカンに骨粗しょう症予防効果=三ケ日町の栄養調査−果樹研など【時事ドットコム 10/3】

 ミカンを多く食べる女性ほど、閉経後の骨密度の低下が起きにくいことが3日、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県)などが静岡県浜松市(旧三ケ日町)の住民を対象に行った栄養疫学調査で分かった。骨粗しょう症の国際専門誌オンライン版に掲載された。
 同研究所は浜松市などと合同で、三ケ日町住民699人の骨密度を調査し、βカロテンなどカロテノイドの血中濃度や、果物・野菜の摂取量との関連を解析した。

2007/10/03-05:19

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2007/10/01

「名古屋コーチン」2割偽物、独立行政法人がDNA検査【読売新聞 10/1】

 愛知県特産の地鶏「名古屋コーチン」と表示して売られている鶏肉やその加工品の2割に、名古屋コーチン以外の肉が含まれていることが、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が行った市場調査でわかった。


 食肉の高級ブランドに偽物が流通している実態を示すもので、適正な品質表示を定めた日本農林規格(JAS)法に違反する可能性もある。この結果は、9月29日の日本家禽(かきん)学会で発表された。

 同機構の畜産草地研究所は、肉片を少量採取するだけで名古屋コーチンかどうかを判別できる簡易DNA検査法をバイオ・リジェネレーションズ社と開発。名古屋コーチン普及協会がお墨付きを与える「純系名古屋コーチン」のシールが張られたり、原材料名に「名古屋コーチン」だけが表示された生肉と加工品計90点を、愛知県や首都圏の有名百貨店、小売店、飲食店やインターネットなどで入手して分析した。

 その結果、名古屋コーチン以外の鶏肉が検出されたのは全体の21%。生肉は50点中の6点(12%)、焼き鳥やミンチなどの加工品では40点中13点(32%)で、加工品に偽物が含まれる割合が高かった。

 名古屋コーチンは、比内地鶏、薩摩地鶏と並び三大地鶏といわれる。「純系」のシールは、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された名古屋コーチンだけを使って、普及協会の会員業者が生産した商品であることを示す登録商標だ。しかし、「想定量より多くの商品が流通しているようだ」と普及協会も認めている。

 調査を行った畜産草研の高橋秀彰主任研究員は、「この技術を応用すれば、流通のどの段階で偽物が混入したかの追跡も可能」と説明している。

(2007年10月1日3時4分 読売新聞)

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2007/07/09

マクドナルド「てりやきバーガー」は豚肉100%【ゲンダイネット 7/8】

 ランチで食べたハンバーガーが何の肉なのか、ふと気になる今日この頃。主要チェーンはどんな肉を使っているのか。最大手の日本マクドナルドに確認すると、意外な事実が——。

「レギュラーメニューは添加物ゼロ、豪州産の100%ビーフを使っています。ただし、『てりやきマックバーガー』だけは、朝食メニューの『ソーセージマフィン』などと同じポークパティです」(コミュニケーション部)

 あれれ? マックは「ビーフ100%」がウリのはずじゃ……。

「89年のメニュー化以来、100%豚肉です。日本人の味覚に合った商品を試行錯誤。レタスや甘辛ソースとのバランスを考え、すでに朝食に使われていたポークパティを採用しました。この事実は弊社のHPでも公表しています」(同)

 ちなみに、牛豚ミンチを使うモスをのぞき、ウェンディーズやフレッシュネスなど他の有名チェーンは牛100%。ロッテリアはウマミ成分としてポークとチキンの粉エキスを振りかけている。

【2007年7月5日掲載】

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2007/02/22

スポーツ好き小学生は食事にも興味、サプリ服用も1割【読売新聞 2/22】

 スポーツ活動に参加している小学生は、食事に対する意識が、より高い傾向にあることが、日本体育協会が行った調査で明らかになった。

 「バランスを考えて食べる」と回答したのは40・6%、「好き嫌いをしない」は63・7%で、いずれも一般の小学生の2倍近い割合。日体協スポーツ科学研究室では「『強くなる』という目標を持って食事に興味を持ち、一般の子供よりも一段高いレベルで毎日の食事を考えている」と分析している。

 調査は日体協スポーツ医・科学専門委員会が、今年度から3年計画で始めた。初年度は関東の1都6県と静岡県でスポーツクラブ所属の小学4〜6年生の男女児童と保護者を対象にアンケートを行い、約3500組から回答を得た。これを日本スポーツ振興センターが2000年に行った「児童生徒の食生活等実態調査」と比較した。

 「朝食を必ず食べる」は96・7%、「3食必ず食べる」は95・6%といずれも9割を超え、それぞれ一般より12〜19ポイント高い。一方で、各種ビタミンなどサプリメントを服用している割合が10・4%に達する驚きの結果もあった。放課後の間食を「お菓子」で取っているのは一般と変わらないなど改善の余地もあった。

(2007年2月22日3時1分 読売新聞)

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