2007/01/29

納豆 過剰摂取の危険性【livedoor ニュース 1/27】

「納豆でやせる」のネタにされたのが大豆イソフラボンだ。ダイエット効果がある「DHEA」というホルモンを増やす働きがあるとかで、「イソフラボンなら納豆だ」となったらしい。

 もっとも最近は、過剰摂取の危険性がささやかれている。横浜創英短大教授の則岡孝子氏(栄養学)が言う。

「イソフラボンには、カルシウムの吸収促進や抗酸化作用があるといわれています。また、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをすることで、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や更年期障害に対する有効な素材と考えられています。そのためサプリメントが人気ですが、これでホルモンバランスを崩し、子宮内膜症などの病気を招く危険性が指摘されています」

 怪しい情報に振り回されないことだ。

【2007年1月23日掲載】

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大豆機能研究会:2月3日設立 健康影響を科学的に評価【毎日新聞 1/28】

 納豆や豆腐など大豆食品と健康との関係について科学的に再検討しようと、大学や企業の研究者ら約300人が集まって2月3日、「大豆機能研究会」を設立する。納豆のダイエット効果をうたったテレビ番組でデータねつ造が発覚したばかりだが、発起人の渡辺昌国立健康・栄養研究所理事長は「日本は大豆食品の摂取が多い。その機能や健康影響を科学的に評価し、安心して食べられるよう、活動していきたい」と話している。
 大豆には栄養素の他にも、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンなど生理機能を持つ物質が含まれる。
 しかし、米食品医薬品局(FDA)が大豆たんぱく質に心筋梗塞の予防効果があるとする一方、米心臓協会が否定的見解を示すなど、大豆の機能を巡っては、評価が定まっていない面がある。
 更年期障害の低減効果などがあるとされるイソフラボンも、大豆と他の食品に含まれるものでは効果が異なるという。
 研究会では、こうした問題について情報を交換、科学的な検討を加え、産学協同で独自の試験研究にも取り組む方針だ。
 渡辺理事長によると、米国では04年に同様の研究組織が設立され、欧州や東南アジアでも設立の動きがある。東京都新宿区の慶応大医学部で開く設立総会には米の研究会の代表者も招き、国際的な交流も深める。【山田大輔】

毎日新聞 2007年1月28日 3時00分

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2007/01/18

市議逮捕:同僚市議殴り、傷害容疑現行犯で 千葉市【毎日新聞 1/18】

 千葉県警千葉西署は18日、同僚市議を殴ったとして、同市稲毛区小仲台9、千葉市議、谷戸俊雄容疑者(72)を傷害容疑で現行犯逮捕した。
 調べでは、谷戸容疑者は同日午前7時半ごろ、同区稲毛東3のJR総武線稲毛駅西口で、のぼり旗を立てて街頭活動していたが、近くで街頭活動を始めた橋本登・同市議(65)=同市美浜区=ののぼり旗が自分の旗に触れた。腹を立てた谷戸容疑者は「おれの旗が見えなくなるだろう」と抗議し、自分ののぼり旗で橋本市議の顔を殴り、駆け付けた交番の警官に逮捕された。橋本市議は顔面打撲で全治1週間のけがを負った。谷戸容疑者は「何で警察に捕まらなきゃいけないんだ」と容疑を否認しているという。2人は選挙区が隣接し、たびたび同駅で鉢合わせになるという。
 谷戸容疑者は03年の市議選で初当選し、現在1期目。【袴田貴行】

毎日新聞 2007年1月18日 12時16分

ノーベル賞受賞者、候補者よりも長生きに=調査【ロイター 1/18】

 [ロンドン 16日 ロイター] ノーベル賞の受賞者は、ノミネートのみだった人に比べて長生きするとの調査結果が明らかになった。

 英ワーウィック大学の教授らが行った調査では、ノーベル化学賞と物理学賞の受賞者は、賞金や栄誉を手にするだけではなく、ノミネートされただけの人よりも2年近く長生きしている。

 調査を行ったオズワルド教授は、理由についてはよく分からないとコメント。そのうえで「(受賞という)社会的地位は、健康という魔術をもたらすようです」と述べた。

 同教授と政府系エコノミスト、マシュー・ラブレン氏は、1901年から1950年の受賞者135人を含むノミネートされた科学者524人について調査。その結果、ノミネート者全体の平均寿命は76歳だったが、受賞者はそれより1年4カ月長生きだった。また、同一国出身の受賞者とノミネート者を比較してみると、その差は1年8カ月とさらに広がった。


 受賞者に贈られる賞金額は1901年の同賞設立当初とは変わったが、同教授は、賞金額が寿命に影響を及ぼしたのではないと分析している。

酸素ミネラルウォーター、効果は一般水と変わりなし!?【夕刊フジBLOG 1/18】

 コンビニなどで、すっかりおなじみになった『酸素(高濃度酸素)入りミネラルウォーター』。
 今や出荷量が昨年の3倍以上という推定もあるほど人気の商品だ。
 空気中の水にも酸素は含まれているが、市販商品には、一般水の5倍から数十倍もの酸素が含まれているという。

 酸素を体に供給することで、「スポーツをした時などの細胞の酸素不足を補う」「疲れなどを解消する」「頭がすっきりする」「ダイエットにいい」といわれてきた。
 しかし、国立健康・栄養研究所が最近、米国のユタ大学やドイツの病院などの論文を調べたところ、その効果にほとんど差がなかったという。例えば、平均年齢24歳の男性20人に酸素を含む水を2週間摂取させ、自転車運動などの能力を測定した3つの実験で変化は見られなかった。また、21歳から64歳の66人の体内組成などに対する影響を調べた2つの実験でも目立った効果は特定できなかったとしている。
 サプリの臨床データに詳しい『おない内科クリニック』(群馬県伊勢崎市)の小内亨医師は、「米国のアスリートの運動能力を比較検討した2本の論文では、ほとんど差がなかった。別の実験では、動物に酸素入り水を飲ませると、腸から肝臓への門脈血中の酸素濃度が上がるというデータがあった。また、活性酸素が増えたという論文もあった。活性酸素はDNAを傷つけたり、老化現象を進めたりするものです」と話している。(2006.12.26紙面掲載)

2007/01/15

泥酔無事帰宅の“能力”に脳の神経細胞が寄与【読売新聞 2006/10/25】

 道順を記憶している脳の神経細胞(ニューロン)があることを、日本大学大学院の泰羅(たいら)雅登教授、米ロチェスター大学の佐藤暢哉・研究員らのチームが突き止め、24日の米科学アカデミー紀要電子版で発表した。

 「酒を飲み過ぎて何も覚えていないが、ちゃんと自宅に帰っていた」などという“能力”も、この神経細胞のお陰らしい。

 泰羅教授らは、人が脳の頭頂葉内側部を損傷すると、知っている場所でも道順がわからなくなることに着目。レバーを操作して画面上の仮想空間を移動できるシステムを使い、ニホンザルに2階建てのビル内を目的の部屋まで移動する訓練を行った。

 道順を覚えた後、脳の働きを調べたところ、ビル内の特定の場所で曲がった時に活動したり、特定の行き先を目指している時だけに活動する神経細胞が、頭頂葉内側部にあることが見つかった。

 どの方向に進めば良いかというルート知識、道案内システムが脳内に蓄えられていることが細胞レベルで裏付けられたのは初めてだという。

 泰羅教授は「人が周囲の環境を視覚的にどのように認識し、脳がどう処理しているかを解明するのに役立つ成果」としている。

(2006年10月25日 読売新聞)

2007/01/11

コーヒーダイエット、毎日飲み続けはNG【夕刊フジBLOG 1/9】

 ホッとひと息、癒しの1杯といえばコーヒー。実はダイエットにも優れた効果を発揮することをご存じだろうか。といってもただ飲めばよいというわけではない。コーヒーには「やせる飲み方」があるのだという。

 マウスを使った実験で、コーヒーによる体重減少の効果を確認した京都市立病院糖尿病・代謝内科の吉田俊秀部長はこう説明する。
 「コーヒーを毎日飲み続けると確かに一定期間体重の減少が見られる。ところが、2週間目以降になると体重減少が見られなくなる。コーヒーを飲んで体重が減るのは、カフェインの熱産生効果によるもので、2週間飲み続けると逆にカフェインに対して体内に耐性ができてしまう。このためダイエット効果が期待できなくなる」
 熱産生効果というのは、脂肪の中の褐色脂肪細胞が、カフェインによって活発になり、体内の余分なエネルギーを燃やして熱に変える働きのこと。エクササイズなどの運動をしなくても、褐色脂肪細胞が活発化すれば、余分な脂肪は使われて、体重も自然に減ってくるというわけだ。
 ところが、カフェインを飲み続けていると、褐色脂肪細胞は、カフェインに慣れて活発化しなくなってしまう。つまり「コーヒー・ダイエット」は、毎日飲み続けてはダメ、ということ。
 それではカフェインの熱産生効果を最大限活用するには、どんな飲み方が最適なのか。
 「2週間飲み続けたら、2週間はカフェインレスのコーヒーなどでカフェインを抜くこと。そしてまた2週間経って飲み始めると、体重は減るようになるでしょう。1カ月で1? 2キロ程度減らすことも可能です。コーヒーを飲む量は1日5杯くらいを目安に」(吉田部長)
 2週間交代でカフェインたっぷりのコーヒーを飲むと、無理なく体重を減らすことが可能。この飲み方はカフェインの入っている日本茶などにも同様にいえるそうだ。
 コーヒーといえば最近は血圧の改善や肝機能の回復、整腸作用など健康飲料としても再評価されつつある。コーヒー豆から抽出・精製した「コーヒーオリゴ糖」に体脂肪を減らす効果があることも明らかにされるなどメタボリックの救世主としても注目だ。毎日の飲み方にちょっと気を使って、健康的なダイエットを実践してみては。(2006.12.19紙面掲載)

2007/01/01

女性の心筋梗塞、喫煙で危険性8倍 熊本大など調査【朝日新聞 1/1】

2007年01月01日21時23分
 日本人女性が心筋梗塞(こうそく)になる危険要因のトップは喫煙で、たばこを吸う人は吸わない人より8倍も危険性が増すことが、熊本大などの研究グループによる調査で明らかになった。男性でもたばこを吸う人の方が危険性が4倍高く、喫煙は高血圧に次ぐ要因だった。


心筋梗塞の危険要因
 02年に急性心筋梗塞を初めて発症した全国の患者1925人(平均67.7歳、男性1353人、女性572人)と、年齢と性別の割合を患者に合わせた健康な2279人のデータを解析。高血圧や喫煙などの危険要因が、それぞれ単独でどのくらい大きいかを調べた。

 男性では、高血圧の人はそうではない人と比べて4.80倍発症し、続いて喫煙が4.00倍、糖尿病が2.90倍。女性では喫煙が8.22倍で、糖尿病が6.12倍、高血圧が5.04倍だった。

 喫煙リスクが女性の方が男性より高い理由について、河野宏明・同大助教授は「はっきりしないが、体質的なものに加え、女性の方が体が小さく影響が大きいのかもしれない」という。

 欧米では、喫煙と、高コレステロール血症などの脂質代謝異常が2大危険要因とされる。今回の研究では、高コレステロール血症は、日本人男性で1.52倍と他の要因に比べて低く、女性では1.10倍だが統計上の明確な差は出なかった。

 河野さんは「日本では、特にお年寄りは低カロリー・低脂肪の食事をとるなど、欧米の生活様式との違いが出たのではないか。ただ、子どもを含めた若い世代は欧米化しており、今後重要な危険要因になるだろう」と指摘している。

オリーブ油、がん予防に有効か 少量で細胞の酸化抑制【朝日新聞 12/27】

2006年12月27日22時28分

 毎日少量のオリーブオイルを取れば、がんを患う危険性が少なくなるとの調査結果をデンマーク大学病院の研究グループが明らかにした。27日付の英紙デーリー・エクスプレスなどが報じた。

 それによると同グループは、欧州5カ国の20歳から60歳までの健康な男性182人に対し、1日当たり25ミリリットルのオリーブオイルを2週間にわたって摂取させた。その後、細胞酸化の度合いを示す物質の量を調べたところ、摂取前よりも13%も少なくなっていることが判明した。(時事)

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