2005/01/09

日射少ないと消化器がん増 美白ブームに警鐘も

 日射量が少ない地域ほど大腸などの消化器系のがんで死亡する人が多い−。皮膚がんのリスクを高めるとして日光に含まれる紫外線が目の敵にされる中、日光とがんとのこんな意外な関係を九州大の溝上哲也助教授(疫学)が明らかにし、米国の専門誌にこのほど発表した。
 溝上助教授は「美白ブームなどで極端に日光を避ける風潮が、消化器系がんを増やす危険もある」と指摘している。
 溝上助教授は、47都道府県の1961−1990年の平均日射量と、発生部位別にみた2000年の都道府県別のがん死亡率とを比較し、関連を調べた。
(共同通信) - 1月8日16時58分更新

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