2005/03/26

シュレッダー売れ筋ランキング【夕刊フジBLOG 3/23】

【ランキング】
 「ゴミに出していたDMから住所や電話番号を拾われて、悪用されてしまった」なんて話を、あちこちで聞く。さらに個人情報の保護が取り沙汰されるなか、DMや請求書といった個人情報が記された文書を切り刻む家庭用「シュレッダー」が今、売れている。(2005.03.16掲載)


 「4月に『個人情報保護法』が完全施行されるのを受けて、皆さん意識を高めていらっしゃるようですね。ここ数カ月で、販売数は、倍近くになっています」とは、家電量販店のヨドバシカメラ担当者。
 売り場には、60種類ものシュレッダーが所狭しと並ぶ。
 「縦だけでなく、ななめからも切る、いわゆるクロスカットタイプが圧倒的に売れています。また、クレジットカードやCDを処理できるものも好評です」
 ランキングの1位から10位まで、すべてクロスカットタイプ。かなり小さくカットされるのだから、縦だけでも十分と思われるが、それでは安心できないのがいまの時代ということか。
 家庭用のものはまだ目新しいが、オフィスでは当たり前のシュレッダーだけに、選ぶ側の目も厳しいらしい。
 1位には、シュレッダーの音がイヤという向きが多いのか、静かなタイプ。2位は、クレジットカードやCDも刻める。7、8位は、CDに穴を開け、データを読み取れなくするという。7位、10位は、手動式。安価でコンパクトな点が受けている。
 個人情報保護法元年。シュレッダーは、一家に1台の必需品となるかもしれない。
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■シュレッダー売れ筋ランキング
(1)フェローズ P450C?2
(2)ナカバヤシ NSE?401CN
(3)アイリスオーヤマ SCA?45H
(4)カール DS?3000
(5)アスカ SC262
(6)ナカバヤシ NSE?501CN
(7)オーロラ AS480CR
(8)オーロラ DB251EC
(9)ナカバヤシ NSE?101
(10)アスカ CHS193
*ヨドバシカメラ調べ

2005/03/17

大学研究者の研究費に偏り 国公立男性、私大や女性の倍【朝日新聞 3/16】

2005年03月16日17時46分

 科学研究費補助金(科研費)など研究費の配分や使途の問題が指摘されるなか、国公立大学の男性研究者が1年に使う研究費は、女性や私立大学の研究者の2倍前後であることが、約1万9000人が回答した理工系39学会のアンケートでわかった。このような大規模調査は初めてといい、国公立と私立、男性と女性の間に明らかな差があることが浮き彫りになった。

 男女共同参画学協会連絡会が03年に実施し、電気情報や物理、機械、化学材料、生命生物などの研究者が回答。分析した近藤高志・東京大助教授(マテリアル工学)らが20日発行の「大学時報」3月号に発表する。

 年額研究費の平均は、国公立大の男性が752万円で、女性が329万円。私立大の男性は449万円、女性が302万円だった。差は40代から拡大。50代前半では国公立大の男性は1280万円になるが、女性は480万円。私立大は男性が625万円、女性が321万円だった。

 同じ調査では、女性の教授や助教授などへの昇進が男性より遅いことも改めてわかったが、研究費の差はそれ以上。近藤さんらは「女性は役職という表向きの差以上に、極めて不利な状況にある」としている。

 研究費の問題に詳しい竹内淳・早稲田大教授(半導体工学)は「配分を決める審査員が、国立大の男性研究者に偏っているという問題も背景にある」と指摘している。

2005/03/16

フットボール選手の半数以上が肥満体? 米研究【CNN.co.jp 3/13】

2005.03.13
Web?posted?at:? 13:29 ?JST
- AP

シカゴ(AP) フットボール界では体格の良さが重要な資質のひとつとされるが、米プロフットボールNFLの選手の半数以上は体重が多過ぎて「肥満」に相当するとの研究がこのほど発表され、物議を醸している。NFL側は「選手の体重が多いのは脂肪でなく筋肉が重いからで、問題はない」と主張している。

米ノースカロライナ大のジョイス・ハープ氏らはこのほど、NFL03−04シーズンに出場したほぼ全選手について、各チームのウェブページなどから身長と体重を調べ、BMI(体格)指数を算出した。BMIは体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った値で、30以上は肥満、35以上だと重度の肥満に分類される。

ハープ氏らが米医師会誌(JAMA)の最新号に発表した報告によると、対象となった選手2168人のうち56%が肥満、このうちさらに約半数が重度の肥満と判定された。病的肥満とされるBMI40以上の選手も、少数ながら見つかった。研究チームは報告の中で、「フットボール選手には大きな体を求める風潮があるが、これは健康上好ましくない結果を招く恐れがある」と警告している。NFLの選手たちには高血圧や睡眠時無呼吸症候群など、肥満が原因とみられる病気が多いとの報告もあるという。

チームはさらに「体の大きな選手が多いからといって、チームの成績が上がるわけではない」と指摘した。選手のBMIの平均値が最も高かったアリゾナ・カーディナルズは、同シーズン最下位に終わっている。

一方この研究について、NFL選手協会の報道担当者、カール・フランシス氏は「BMI指数だけでは、筋肉と脂肪の区別がつかない。信頼できる結果とは言えない」と反論。「一般的な米国民に比べ、NFL選手の肥満がひどいという証拠はどこにもない」と話している。

ビタミンEのサプリメント、効能に疑問=研究【Yahoo!ニュース 3/16】

 [シカゴ 15日 ロイター] カナダのマクマスター大学とハミルトン・ヘルス・サイエンス・コープ社は15日、ビタミンEのサプリメント(栄養補助食品)を毎日摂取しても、血管疾患や糖尿病の高齢者にはガンや脳卒中、心臓発作を防止する効果はなく、かえって心臓疾患発症のリスクが高まる可能性もあるとする研究結果を発表した。
 報告は、「われわれの研究で、ビタミンEのサプリメントに効果がないことや潜在的な有害性があると分かったことから、血管疾患や糖尿病のある患者に投与すべきでないとの説が強く裏付けられた」としている。
 調査によると、ビタミンEを摂取していた人が心臓疾患で入院する確率は、摂取していない人を40%上回った。
 ビタミン摂取については、必ずしも健康への早道ではなく、かえって有害にさえなり得るとの指摘が増加している。
(ロイター) - 3月16日11時47分更新

2005/03/09

『クローン人間禁止宣言』を採択 日本は反対 国連総会【朝日新聞 3/9】

 国連総会は8日、人間のクローンを禁止する宣言を賛成84、反対34、棄権37の賛成多数で採択した。医療目的で進められている胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究におけるヒトクローン胚作製も禁止の対象となっているが、宣言に法的拘束力はない。日本は「宣言は治療目的のヒトクローンづくりを認めておらず、加盟国の様々な意見が反映されていない」として反対した。

 国連総会は人間のクローン禁止について01年に、独仏が中心になって提出した条約制定を求める決議案を採択。しかし、米国のほか、イタリアなどカトリック諸国などがクローン技術の人間への応用の全面的禁止を主張。英国や日本は医療目的のクローン胚研究を認める立場をとった。

 今回の宣言は米国の意向を受けてホンジュラスが提案した。

 英国、中国、ベルギーなどは、この宣言が国内のクローン胚研究には影響を与えないと強調している。 (03/09 10:53)

2005/03/07

食品アクリルアミド低減を 国連専門委『有害の恐れ』【Yahoo!ニュース 3/7】

 【ワシントン6日共同】フライドポテトなど炭水化物が多い高温加熱食品に“副産物”として含まれる化学物質アクリルアミドについて、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同専門委員会は6日までに「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」とする勧告をまとめた。
 各国の食品規制当局に対し、大幅に低減させる技術を早急に導入するよう食品業界に促すことを求めている。
 アクリルアミドは土壌改良剤などの原料として工業的に広く使われ、動物実験で発がん性が指摘されてきた。食品への含有は2002年に初めて分かり、食品として摂取した場合の危険性は評価が定まっていなかった。
(共同通信) - 3月7日7時51分更新

がんリスク、生活習慣で減らせるか 10万人20年追跡【朝日新聞 3/7】

 特定のがんになりやすい遺伝子の型を持っている人は、日常生活でどんな点に気を付ければよいか??。血液中のDNAから読み取った遺伝情報と生活習慣などのデータを組み合わせる、がんの大規模疫学調査を名古屋大学などが新年度から始める。10万人を20年間追跡するのが目標だ。遺伝情報を扱うこれだけ大規模な疫学調査は、国内では初めてだ。

 参加予定は名古屋大、名古屋市立大、滋賀医大、京都府立医大、九州大、佐賀大、鹿児島大の7大学と、愛知、千葉両県がんセンターの計9施設。5年かけて住民健診や人間ドックを受けた35〜69歳の10万人を登録、食事や運動などに関する質問に答えてもらい血液も採取する。血液中の白血球からDNAを取り出すほか、コレステロールや肝機能などの検査値も記録する。

 遺伝情報に微妙な個人差を与えているDNA上の微細な差(一塩基多型(たけい))を数百カ所調べて、協力者をタイプ分けし、20年間の変化を追う。がんが早期発見された人からは、発病に先立ってどんな検査値に変化が見られるかなど、診断に役立つ研究も行う。

 遺伝情報を扱う研究では、文部科学省が糖尿病などの患者約30万人を目標に、病気との関係のデータベース化を進めている。これに対し、名古屋大などの共同研究は、現段階で健康な人を長年にわたり追跡するのが特徴で、遺伝的な体質と生活習慣のどんな絡み合いががんを招くか解明することが期待されている。

 大きな課題の一つは、協力者のプライバシーの保護だ。採取した血液から遺伝子を調べる際にはバーコードで匿名化するなどデータ管理を徹底、判明した遺伝子の型については、すぐには重要度が確定しないことから協力者本人にも知らせない方針だ。

 名古屋大が全体を総括して同大倫理委員会に諮るほか、各参加施設も分担する研究内容をそれぞれの倫理委にかける。共同研究グループの内部と外部にそれぞれ、研究の科学的妥当性や社会的問題をチェックする委員会を置く。

 研究代表者の浜島信之・名古屋大教授(予防医学)は「これまでのがん疫学研究は、いわば平均値的な結果。この研究で体質に合わせて生活習慣を変え、がん予防につなげるための基本資料を蓄えたい。協力者へ研究内容などを十分説明して事前同意をとり、遺伝子の型を含めた個人情報が外に出ないシステムをつくる」といっている。 (03/07 08:49)

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