2007/10/15

低脂肪食、卵巣がん抑制に有効か 40%低下 米調査【朝日新聞 10/15】

2007年10月15日07時18分

 米フレッド・ハチソンがん研究所はこのほど、脂肪摂取を減らし、野菜や果物を増やした食事を継続すれば、卵巣がん発生リスクを大幅に抑えられる可能性が高いとの調査結果を米国立がん研究所の機関誌(電子版)に発表した。

 調査は約5万人の中高年女性が対象。このうち約2万人に対し、食事の脂肪比率をカロリーベースで従来の平均35%から半減するよう指導した上で、その後の卵巣がん発生率を調べた。

 指導を受けたグループは食事の脂肪比率を平均24%に削減。4〜8年後の卵巣がん発生率は、従来通りの食事を続けたグループより40%も低下した。一方、乳がんについて以前実施した同様の調査では、低脂肪食を続けても発生率は9%減にとどまった。(時事)

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2007/10/03

ミカンに骨粗しょう症予防効果=三ケ日町の栄養調査−果樹研など【時事ドットコム 10/3】

 ミカンを多く食べる女性ほど、閉経後の骨密度の低下が起きにくいことが3日、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県)などが静岡県浜松市(旧三ケ日町)の住民を対象に行った栄養疫学調査で分かった。骨粗しょう症の国際専門誌オンライン版に掲載された。
 同研究所は浜松市などと合同で、三ケ日町住民699人の骨密度を調査し、βカロテンなどカロテノイドの血中濃度や、果物・野菜の摂取量との関連を解析した。

2007/10/03-05:19

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2007/10/01

「名古屋コーチン」2割偽物、独立行政法人がDNA検査【読売新聞 10/1】

 愛知県特産の地鶏「名古屋コーチン」と表示して売られている鶏肉やその加工品の2割に、名古屋コーチン以外の肉が含まれていることが、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が行った市場調査でわかった。


 食肉の高級ブランドに偽物が流通している実態を示すもので、適正な品質表示を定めた日本農林規格(JAS)法に違反する可能性もある。この結果は、9月29日の日本家禽(かきん)学会で発表された。

 同機構の畜産草地研究所は、肉片を少量採取するだけで名古屋コーチンかどうかを判別できる簡易DNA検査法をバイオ・リジェネレーションズ社と開発。名古屋コーチン普及協会がお墨付きを与える「純系名古屋コーチン」のシールが張られたり、原材料名に「名古屋コーチン」だけが表示された生肉と加工品計90点を、愛知県や首都圏の有名百貨店、小売店、飲食店やインターネットなどで入手して分析した。

 その結果、名古屋コーチン以外の鶏肉が検出されたのは全体の21%。生肉は50点中の6点(12%)、焼き鳥やミンチなどの加工品では40点中13点(32%)で、加工品に偽物が含まれる割合が高かった。

 名古屋コーチンは、比内地鶏、薩摩地鶏と並び三大地鶏といわれる。「純系」のシールは、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された名古屋コーチンだけを使って、普及協会の会員業者が生産した商品であることを示す登録商標だ。しかし、「想定量より多くの商品が流通しているようだ」と普及協会も認めている。

 調査を行った畜産草研の高橋秀彰主任研究員は、「この技術を応用すれば、流通のどの段階で偽物が混入したかの追跡も可能」と説明している。

(2007年10月1日3時4分 読売新聞)

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2007/07/17

カレーの成分、アルツハイマー病に効く可能性=米研究【ロイター 7/17】

2007年 07月 17日 17:04 JST

[ワシントン 16日 ロイター] 米研究者が16日、カレーに含まる成分が、脳の働きを阻害しアルツハイマー病を特徴付けるタンパク質を吸収する免疫細胞を、活性化する可能性があると発表した。

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校のミラン・フィアラ博士の研究チームが全米科学アカデミー会報で発表した。

 これによると、インドカレーに独特の色を出す黄色い香辛料のターメリックに含まれている化合物が、アルツハイマー病の症状に対抗する特異な反応を誘発するとみられている。

 同チームではこれを応用し、その化合物を患者に注入することでアルツハイマーという致命的で不治の脳の病を治療できる可能性を指摘している。

 また別の研究では、ターメリックに含まれる抗酸化物質のクルクミンが腫瘍(しゅよう)の形成を妨げることが、実験室レベルとネズミを使った実験で示されている。

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2007/03/07

審良阪大教授が連続世界一=最も引用される論文著者−米調査【時事ドットコム 3/7】

 米文献データベース会社トムソンサイエンティフィックは7日、2005〜06年度に世界の学術誌で最も多く引用された論文を発表した研究者は前年度に引き続き、大阪大の審良静男教授(免疫学)だったと発表した。
 論文が引用される回数は、その論文の重要性の目安とされる。同社は04年11月〜06年10月に発表された論文が、06年9〜10月の2カ月間に他の論文に引用された回数を集計。分野ごとに引用された回数の多い上位0.1%を「ホットペーパー」と定義した上で、最も多くホットペーパーを書いた研究者を調べた。
 その結果、7本を書いた審良教授が、6本だった他の研究者7人を抑えてトップ。中でも、06年2月に米科学誌セルに発表した論文は、集計対象の2カ月間だけで29回引用されていた。

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