2007/05/29

善玉コレステロール増える運動量は1回30分、週2時間超【読売新聞 5/29】

 運動で善玉コレステロールを増やすには、少なくとも1回に30分以上、1週間で計2時間以上の運動量が必要であることが、お茶の水女子大の研究グループの調査でわかった。米国の内科学雑誌に発表される。

 血液中の余分なコレステロールを回収することから「善玉」とされるHDLコレステロールは、運動によって増えるとの指摘はあったが、どの程度行うべきか明確な指標はなかった。

 同大生活習慣病医科学講座の児玉暁(さとる)研究員と曽根博仁准教授(代謝内分泌内科)は、ウオーキング、ジョギングなど有酸素運動によるHDLコレステロールの変化に関する25の研究論文のデータを解析した。

 それによると、HDLコレステロールの上昇には、週当たり推定消費エネルギーで900キロ・カロリー、時間にして2時間以上の運動量が必要だった。一般に1時間の速歩きで300キロ・カロリー程度消費するとされる。

 運動1回当たりでは、30分以下ではほとんど効果がなく、以降10分増すごとにHDLコレステロールは約1・4ミリ・グラム(1デシ・リットルあたり)上昇した。運動の激しさとは無関係だった。

 足腰を鍛えたり体脂肪を減らしたりするには、短時間の運動をこまめにすることも効果的とされるが、「HDLコレステロールの改善には、ウオーキング、水泳など30分以上のまとまった運動を週に数回行う必要があるとみられる」と曽根准教授は話している。

(2007年5月29日3時9分 読売新聞)

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2007/05/19

「メガネをしないと眼はもっと悪くなる」のか?【エキサイトニュース 5/19】

「眼が悪いのに、メガネやコンタクトをしてないと、もっと眼が悪くなるよ」なんてことを、よくいろんな人に言われる。
これ、本当か?

自分の場合、視力0.1にもかかわらず、日ごろは基本的に裸眼で、仕事のときや、テレビ・映画やスポーツを観るときだけメガネをかける生活なのだが、これで案外、困ることはない。
そもそも、四六時中メガネをかけているのはひどく疲れるし、コンタクトもどうしても合わない……という理由から「仕事のときだけメガネ」の人って、自分の周りにもけっこういるのだが、これは眼に悪いのか。

かかりつけの眼科医に聞いてみると、
「0.1ぐらいまで視力が落ちちゃうと、正直、あんまり変わらないよ」とのこと。
特に、自分のように眼の疲れが激しい人、眼に疾病がある人などは、「ムリにメガネやコンタクトをすることで、かえって負担になることもあるから、必要なときだけでいいんじゃない?」ということだった。

では、一般論としては、どうなのか? 某メガネ屋チェーンに聞いてみると……。
「視力が低いのに、メガネやコンタクトを普段していないと、ピントを合わせようとする筋肉が弱くなるので、 “視力が出にくくなる”ということはありますね」
とのこと。
これは、ピントの合わせ方の問題で、普段、視力が低いのに裸眼でいることによって、眼が「見えなくてもいいもの」と思ってしまうのだそうだ。
「だから、本来はメガネをいつもかけていればもっと見えるのに、日ごろの見え方との落差によって、すぐに視力が出なくなってしまうんですよ。それを“眼が悪くなる”といえば、そうなのかもしれませんね」
つまり、できれば普段からメガネをかけていたほうが良いのだと言う。

でも、ずっとメガネをかけていると、疲れますよね?
「それはまだ普段からかけることに慣れていないからでしょうね。実は、理想としては、メガネは度の違うもの3つを使い分けたほうがいいんですよ」
3つって!?
「まずは外出用、日常用、それから、PCなどを使うときの仕事用です」
というのも、近場を見ることの多い「PC使用時」などの場合、日常でかけているものだと、よく見えすぎて、逆に眼が疲れてしまうのだそうだ。
「ですから、たとえば、PC使用時は普段より若干度数を落としたメガネを使用し、遠くを見ることの多い外出時などは、普段より度の強いものを……というのが良いんですよ」
度数の違うメガネをアレコレかえると、眼に悪そうなイメージがあるのだが、「見え方の段階」をつけてあげることで、ピントを合わせる筋肉を鍛えることになるのだそうだ。
メガネを何本も持つのって、基本はオシャレのためだと思ってたのに……。

これからはちょっとずつ普段からメガネをかけてみようかなと思い始めています。
(田幸和歌子)

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JR東海道線の踏切で男性2人はねられ死亡…大阪・高槻【読売新聞】

 18日午後11時30分ごろ、大阪府高槻市富田丘町、JR東海道線「富田村踏切」(遮断機、警報器付き)で、男性2人が西明石発京都行き普通電車(7両、乗客約400人)にはねられ、間もなく死亡した。乗客にけがはなかった。

 府警高槻署の調べでは、男性2人は20〜30歳代とみられ、確認を急いでいる。同踏切はJR摂津富田駅の西約150メートル。上下計4本の線路があり、幅約20メートル。2人がはねられたのは、北から3本目の上り線路付近で、数十メートル先に大破した自転車2台が倒れていた。

 JR西日本によると、運転士が時速約100キロで走行中、約150メートル手前で2人が肩を組み、自転車を押しながら踏切を渡っているのを目撃。警笛を鳴らし、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。

 この事故で、同電車が現場に約1時間停車し、JR西はその間、大阪—米原間の上下線で運転を見合わせた。JR大阪駅は帰宅の会社員らで混雑し、東海道線のホームが一時、約300人の乗客であふれた。

 高槻市の会社員堀田直義さん(17)は「踏切内に血だらけの男性が横たわっていて、カバンやくつが散乱していた。男性に『大丈夫か』と声をかけたが、全く動かず、返事がなかった。びっくりした」と話していた。

 東海道線では2001年3月、女性(88)が高槻駅構内の幅約40メートルの踏切を渡り切れずに特急電車にはねられ、死亡する事故が起きている。

(2007年5月19日1時48分 読売新聞)

2007/05/16

『ターミネーター』の新3部作が作られる!?【eiga.com 5/15】

 先日、映画製作会社のハルシオン社が「ターミネーター」シリーズのプロデューサー、アンドリュー・バイナとマリオ・カサールから同シリーズのフランチャイズ権(著作権)を買収し、製作準備が進められていた「ターミネーター4」が、新たな3部作の第1作目として作られることが明らかになった。

 「ターミネーター4」は、前作を手掛けたジョン・ブランカトーとマイケル・フェリスによる脚本がすでにあり、30代になったジョン・コナーとマシンとの戦いを中心に描かれるとのこと。監督や出演者はまだ決定していないが、09年夏公開を目指す。なお、前3作の主演を務めた現カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガーの出演はなく、ジェームズ・キャメロン監督も参加しない見通し。

 「ターミネーター2」以降のサラ・コナーと息子ジョン・コナーの逃避行を描くTVシリーズ「サラ・コナー・クロニクル(原題)」も着実に準備が進められており、「ターミネーター」シリーズは今後も続いていくことになりそうだ。

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2007/05/11

iPod:ペースメーカー誤作動の恐れ 米心臓関連学会【毎日新聞 5/11】

 【ワシントン和田浩明】ロイター通信などによると、米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を近くで使用すると植え込み型心臓ペースメーカーが誤作動する場合があるとの研究結果が10日、米国の心臓関連学会で発表された。調査例の半数で電気的干渉が確認され、ペースメーカーが停止したケースも1例あったという。研究者らは「近くで使わない限り安全だが、もっと調べる必要がある」と話している。

 研究はミシガン州立大の胸部心臓血管研究所で100人を対象に実施。「iPod」を植え込み型ペースメーカーから約5センチの距離で5〜10秒作動させた。ほぼ半数で、設定した脈拍数を維持するためペースメーカーが出す電気刺激の頻度などに変化があった。1例では約45センチ離して使用しても干渉の影響が見られた。電気的干渉の結果と見られるという。

 研究は医者の両親を持つ17歳の高校生が発案し、心臓専門医らの指導を受け行った。「iPod」は今年4月に累計販売台数が1億台を突破するなど世界各国で人気を呼んでいる。

毎日新聞 2007年5月11日 10時49分

何かと槍玉に挙げられまんな・・・人気者はつらいでんな・・・。

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2007/05/10

BBQ好きの女性は乳がんに注意? 米研究でリスク高と【CNN.co.jp 5/7】

2007.05.07
Web posted at: 18:11 JST
- CNN/REUTERS

ニューヨーク──バーベキューなどでグリルしたり、スモークした赤身肉を多く食べていた女性は、閉経後に乳がんリスクが高くなる傾向があることが、米大学の調査で明らかになった。特に、野菜と果物が不足した場合に乳がんの発症率が高くなっており、研究者は日々の食生活に気をつけるよう、呼び掛けている。


サウスカロライナ大学のスーザン・E・ステック博士の研究グループは、乳がんの女性1508人と、健康な女性1556人を対象に、食生活の習慣について調査を実施。


その結果、生涯で週に1回以上、バーベキューやグリル、スモークした赤身肉を食べていた女性は、週に1回未満の女性と比べて、閉経後の乳がん発症率が47%高かった。


また、赤身肉の食べる頻度が高く、野菜と果物が不足していた女性は、74%高い確率で、乳がんを発症していたことが判明。


一方、バーベキューやグリルで調理した鶏肉や魚の食べる頻度に関しては、有意差が見られなかったという。


この結果については、赤身肉を高温で調理した際に生じ、発がん性の疑いがある多環芳香族炭化水素(PHA)や複素環式アミン(HCA)が関係している可能性があるという。


ステック博士は、肉の食べ方と閉経後の乳がん発症に直接的な関係があったわけではないが、今回の調査で判明した傾向にはなんらかの要因があるとして、乳がんの予防のため食生活を見直すきっかけにはなると指摘している。

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2007/05/09

喫煙、40歳男性で寿命3・5年縮める…厚労省研究班調査【読売新聞 5/9】

 たばこを吸う男性は、吸わない男性に比べて40歳以降の余命が約3・5年短くなることが、厚生労働省研究班(研究班長・上島弘嗣滋賀医大教授)の大規模な疫学調査でわかった。


 寿命に対する喫煙の影響が、具体的な数値として明らかになったのは国内で初めて。喫煙対策の重要性を示す研究として注目される。

 1980年に、全国300か所の保健所で健診を受けた男女約1万人(平均年齢約50歳)を対象に、喫煙習慣の有無や喫煙量を質問し、1999年まで追跡調査。亡くなった約2000人の年齢と喫煙習慣から平均余命を算出した。

 その結果、80年時点でたばこを吸っていた男性の場合、40歳時の平均余命は38・6年で、吸わない男性の42・1年に比べ、3・5年短かった。1日に2箱以上吸う男性の余命は38・1年で、非喫煙者との差が4年に拡大した。

 65歳男性では、喫煙者の余命は16・8年で非喫煙者は19・3年。女性の場合、吸う人の40歳時の余命は43・4年、吸わない人は45・6年で、いずれも喫煙者が短くなった。

 80年の時点では、調査した男性の喫煙率は62%と高く、その後も高率で喫煙を続けたとみられる。一方、途中で禁煙に転じた人がいる可能性もあり、研究班では、仮に誰も禁煙しなかったら余命格差はさらに広がったとみている。

 調査時、「禁煙した」と答えた人の余命は、大半の世代で喫煙者と非喫煙者の間の値となり、禁煙が余命を延ばす効果も確認された。

 喫煙が寿命を縮めるのは、肺がんや脳卒中、心筋梗塞(こうそく)による死亡率が高まるためで、研究を主導した村上義孝・滋賀医大特任講師は「平均寿命が3・5年短くなることは、ほぼ20年前の寿命に逆戻りしたことに匹敵する。たばこの影響は大きい」と話している。

 海外では、喫煙が寿命を短くする数値を示した研究がある。日本では、喫煙で肺がん、心筋梗塞の死亡率が高まるとの報告はあるが寿命への影響を調べた研究はなかった。2005年、日本人の喫煙と寿命の関係についてただした民主党衆院議員の質問主意書に対し、政府は「数値等の資料がないため、回答は困難」と答弁書を出している。

 国の調査では、2005年の日本人の平均寿命(0歳時の平均余命)は男性78・56歳、女性85・52歳。この差にも、喫煙習慣の男女差が大きく影響していると研究班ではみている。

(2007年5月9日3時2分 読売新聞)

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2007/05/08

脳梗塞治療に水素が効果、動物実験で日本医大チーム確認【読売新聞 5/8】

 動脈硬化などの原因となる活性酸素を、水素が取り除き、脳梗塞(こうそく)による脳の損傷を半分以下に減らす効果があることを、日本医大大学院の太田成男教授らが動物実験で確認した。


 体に悪い活性酸素だけを選択的に除去する性質も判明し、脳梗塞などの治療薬開発が期待される。研究成果は8日付の科学誌ネイチャー・メディスン(電子版)に掲載される。

 活性酸素は細菌など外敵を退治するのに有効だが、一方で身体の“さび”と言われ、老化の黒幕と考えられている。特に脳梗塞では、一度詰まった血流が再開する時に大量の活性酸素が発生し、脳を傷める。

 太田教授らは、人工的に脳梗塞にしたラットを使い、一方に濃度2%の水素ガスを与え、もう一方は何も与えずに血液の流れを再開した。その結果、水素ガスを与えたラットの脳損傷の程度は、何も与えないラットの半分以下だった。

 活性酸素には、いくつかの種類があり、水素は、最も酸化力が強い「ヒドロキシルラジカル」にだけ作用することもわかった。

 太田教授は「水素は善玉の活性酸素には作用しない。既存の脳梗塞治療薬より効果は顕著で、有望だ」と話している。

(2007年5月8日3時4分 読売新聞)

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2007/05/07

シュワ知事、大統領への道は険しい?=共和党候補の大半が改憲反対【時事ドットコム 5/4】

【シミバレー(米カリフォルニア州)3日】来年実施される米大統領選挙の共和党候補10人による討論会が3日、当地のレーガン図書館で行われた。討論会では、米市民権を持つ外国生まれの住民も大統領に就任できるように憲法を改正すべきかどうかについて論じ合い、10人中8人が反対。将来の大統領選出馬に意欲を見せるカリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事にとっては厳しい結果となった。(写真は4月30日、パサデナで演説するシュワルツェネッガー知事)
 憲法改正に賛成したのは、ジュリアーニ前ニューヨーク市長とハカビー前アーカンソー州知事の2人のみ。2人は、外国生まれの住民にも大統領への道を開くことに賛意を表明した。
 これに対し、マケイン上院議員は「検討の余地はあるが、それは知事が私を支持するかどうかにかかっている」と述べた。また、ロムニー前マサチューセッツ州知事やタンクレド下院議員は反対の姿勢を明確にした。
 アクション映画のスターとして一世を風靡したシュワルツェネッガー知事は、オーストリア生まれ。憲法を改正するには、上下両院で3分の2の議員の賛成を得た上、全米50州のうち38州で批准されなければならない。 〔AFP=時事〕

2007/05/04-21:54

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緑茶1日5杯で危険低下へ 脳梗塞の死亡リスクで差【エキサイトニュース 5/4】

 1日に緑茶を5杯以上飲むと脳梗塞の死亡リスクが男性は42%、女性は62%低下するとの研究結果を栗山進一東北大准教授らが4日までにまとめた。栗山准教授らは94年から宮城県内の40−79歳の男女約4万500人を追跡調査、1日に緑茶を飲む量で4グループに分け分析した。栗山准教授は「緑茶に含まれるカテキンなどが体に良い影響を与えている可能性がある」と話している。

[ 05月04日 17時07分 ]共同通信

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