2007/04/04

握力強い人ほど長寿=心臓疾患、脳卒中の死亡率低く−放影研【時事ドットコム 4/3】

 握力が強い人ほど長寿の傾向があるという研究論文が、3日付の米国の医学雑誌に掲載された。日米共同機関「放射線影響研究所」の佐々木英夫専門委員らの研究グループがまとめた論文で、握力が強いほど心臓疾患や脳卒中による死亡率も低くなると指摘。佐々木委員は、握力は体全体の筋力量や強さの指標となるとして、「長生きのために運動で筋力を蓄えることも大事」と強調している。
 研究グループは、1970年から72年に同研究所で握力測定を受けた4912人を対象に、99年末までの期間、死亡時期や死因を追跡調査。年齢層別に、握力の強さに応じて男女各5つの集団に分け、握力と死亡の関係を分析した。
 その結果、測定時の年齢が55〜64歳の男性の集団では、平均的な握力を持つグループの死亡率とほかのグループの死亡率を比較した場合、最も握力が強いグループは平均グループの0.72倍だったが、最も弱いグループは1.38倍となった。
 こうした傾向は、女性やほかの年齢層でも同様だった。

2007/04/03-19:32

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