2007/05/11

iPod:ペースメーカー誤作動の恐れ 米心臓関連学会【毎日新聞 5/11】

 【ワシントン和田浩明】ロイター通信などによると、米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を近くで使用すると植え込み型心臓ペースメーカーが誤作動する場合があるとの研究結果が10日、米国の心臓関連学会で発表された。調査例の半数で電気的干渉が確認され、ペースメーカーが停止したケースも1例あったという。研究者らは「近くで使わない限り安全だが、もっと調べる必要がある」と話している。

 研究はミシガン州立大の胸部心臓血管研究所で100人を対象に実施。「iPod」を植え込み型ペースメーカーから約5センチの距離で5〜10秒作動させた。ほぼ半数で、設定した脈拍数を維持するためペースメーカーが出す電気刺激の頻度などに変化があった。1例では約45センチ離して使用しても干渉の影響が見られた。電気的干渉の結果と見られるという。

 研究は医者の両親を持つ17歳の高校生が発案し、心臓専門医らの指導を受け行った。「iPod」は今年4月に累計販売台数が1億台を突破するなど世界各国で人気を呼んでいる。

毎日新聞 2007年5月11日 10時49分

何かと槍玉に挙げられまんな・・・人気者はつらいでんな・・・。

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2007/04/04

握力強い人ほど長寿=心臓疾患、脳卒中の死亡率低く−放影研【時事ドットコム 4/3】

 握力が強い人ほど長寿の傾向があるという研究論文が、3日付の米国の医学雑誌に掲載された。日米共同機関「放射線影響研究所」の佐々木英夫専門委員らの研究グループがまとめた論文で、握力が強いほど心臓疾患や脳卒中による死亡率も低くなると指摘。佐々木委員は、握力は体全体の筋力量や強さの指標となるとして、「長生きのために運動で筋力を蓄えることも大事」と強調している。
 研究グループは、1970年から72年に同研究所で握力測定を受けた4912人を対象に、99年末までの期間、死亡時期や死因を追跡調査。年齢層別に、握力の強さに応じて男女各5つの集団に分け、握力と死亡の関係を分析した。
 その結果、測定時の年齢が55〜64歳の男性の集団では、平均的な握力を持つグループの死亡率とほかのグループの死亡率を比較した場合、最も握力が強いグループは平均グループの0.72倍だったが、最も弱いグループは1.38倍となった。
 こうした傾向は、女性やほかの年齢層でも同様だった。

2007/04/03-19:32

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