2007/05/07

緑茶1日5杯で危険低下へ 脳梗塞の死亡リスクで差【エキサイトニュース 5/4】

 1日に緑茶を5杯以上飲むと脳梗塞の死亡リスクが男性は42%、女性は62%低下するとの研究結果を栗山進一東北大准教授らが4日までにまとめた。栗山准教授らは94年から宮城県内の40−79歳の男女約4万500人を追跡調査、1日に緑茶を飲む量で4グループに分け分析した。栗山准教授は「緑茶に含まれるカテキンなどが体に良い影響を与えている可能性がある」と話している。

[ 05月04日 17時07分 ]共同通信

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2007/04/21

赤ワインで眼病予防期待、ポリフェノールが目の血管拡張【読売新聞 4/21】

 赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールに、目の血管を拡張させる機能があることを、旭川医大などの研究チームが突き止め、大阪市で開催中の日本眼科学会で20日発表した。


 成人の失明原因でトップを占める糖尿病網膜症をはじめ、血流障害による病気の予防効果が期待される。

 研究チームは、がんの抑制効果が報告されているレスベラトロールに着目。人が赤ワイン3〜4杯を飲んだ場合の血中濃度に相当するレスベラトロール溶液を作り、ブタの網膜血管を5分間浸して血管の直径を測定したところ、通常の状態から約1・6倍にまで拡張した。

 同様の効果は、血中のコレステロールを低下させる「スタチン」にもあるが、スタチンが血管内皮に作用するのに対し、レスベラトロールは、血管内皮とその外側にある平滑筋(へいかつきん)の両方に作用し血管を広げていた。

 研究チームの長岡泰司・同大講師(眼生理学)は「人間で同様の効果が得られるかどうか確かめ、目の病気を予防する薬の開発につなげたい」と話している。

(2007年4月21日3時20分 読売新聞)

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2007/02/05

米原産ボイセンベリー、ポリフェノールが中皮腫抑制【読売新聞 】

 米国原産の果実「ボイセンベリー」を餌として与えたラットは、アスベスト(石綿)の引き起こすがん「中皮腫(しゅ)」の発症例が少ないことが安達修一・相模女子大助教授(公衆衛生学)の研究グループの実験でわかった。

 安達助教授らは、ボイセンベリーに含まれるポリフェノールに発症抑制効果があるのではないかとみて、確認実験を進めている。

 実験では、アスベスト10ミリ・グラムを腹部に注入したラット40匹のうち20匹にボイセンベリーの粉末を2%混ぜた餌を、残りのラットに通常の餌を与え、1年間観察した。その結果、通常の餌を与えたラットの14匹が中皮腫を発症したのに対し、ボイセンベリーのグループでは7匹にとどまった。1匹目の発症時期も、ボイセンベリーを与えた方が2か月ほど遅かった。

 ボイセンベリーは米国やニュージーランドで生産され、そのまま食べたり、ジャムに加工されたりしている。中皮腫の発症には活性酸素が関係するとみられており、安達助教授によると、ポリフェノールの抗酸化作用が発症を抑止している可能性がある。ブルーベリーやラズベリーなどにも抗酸化成分が含まれているが、ボイセンベリーは特に多く含むとされている。

(2007年2月5日14時33分 読売新聞)

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